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Ka帯四端口ダイプレクサ:円偏波と端口の確認項目

Ka帯の四端口ダイプレクサを選ぶには、周波数の分離、偏波の処理と端口の数え方を明確にします。円偏波対応という名称だけで各経路の意味や同時送受信の隔離量は決まりません。ダイプレクサ単体が10 Gbit/s以上を保証することもありません。

ダイプレクサと偏波部品

ダイプレクサは周波数選択性を利用し、異なる帯域の信号を分離または合成します。OMTは共通導波管の直交する偏波モードを別の枝へ結びます。

直線偏波から円偏波への変換には、適切な振幅と相対位相を与える構造が必要です。これらを一体化できても、すべて同じ機能ではありません。

四端口の意味を図面で確認

二つの周波数帯と二つの偏波に対応する四枝、または送受信と偏波を組み合わせた四枝など、構成は製品によります。共通開口も図示する必要があります。

一つの物理開口が二つの直交モードを扱う場合があります。外から見える穴の数とS行列のモード端口数を混同しません。入力端口、出力端口、モードと他端口の負荷を定義してください。

Kaという名前と使用周波数

一般的な分類でKaはおよそ26.5~40 GHzですが、衛星通信でKaと呼ぶシステムには約20 GHzの受信と約30 GHzの送信を組み合わせる例があります。名称から全帯域対応を推定しません。

WR-42の通常帯域は18~26.5 GHz、WR-28は26.5~40 GHzです。17.3~21.2 GHzの要求を、そのままWR-42の通常帯域に全包含とみなすこともできません。実際の部品仕様を確認します。

円偏波の条件

端口ごとに偏波基準、軸比、回転方向と観測方向を記載します。送信側と受信側で方向の定義が違えば、同じ文字表記でも誤接続につながります。

帯域内の振幅差と位相差が軸比へ影響します。丸い開口、二つの端口、低いVSWRのいずれも、それだけで良い円偏波を証明しません。

三種類の隔離を分ける

偏波間の隔離、周波数帯間の阻止量と、送信から受信への漏れは異なる端口対と周波数で評価します。比較には同じ励振条件と終端が必要です。

例として10 Wは40 dBmです。ある経路の隔離が60 dBなら、その経路から届く電力は−20 dBmです。十分かどうかは受信機の許容入力、ブロッキングと送信雑音に依存します。

損失、電力と温度

反射、目的モードへの伝送、位相と群遅延を全必要帯域で測ります。ある一枝の低損失を全枝へ転用しません。

0.5 dBの損失は定義された条件で約89.1%の電力伝送に相当します。0.1 dBごとにカバー範囲が必ず12%減るという一般則はありません。

平均・ピーク電力、反射、圧力、温度と冷却を指定します。軍用という表記だけで500 Wや特定の温度範囲を保証せず、低電力VNA試験と高電力の確認を分けます。

必要な資料

  • 機能図と物理・モード端口表。
  • 周波数計画と偏波の定義。
  • 各枝の伝送、反射と隔離データ。
  • フランジ、取付、環境と電力条件。
  • 校正面、負荷と受入基準。

OMTの原理、ESAの衛星帯域解説と導波管寸法表を参考に、特定の構成を評価します。端口数だけからデータ速度や熱耐性を決めないでください。

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