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導波管終端の取付け:電力・冷却・フランジと反射確認

導波管終端の設置では、全帯域、フランジ、平均・ピーク電力と冷却条件を合わせ、送信停止を確認してから接続します。どの終端にも7 N·mで締める、40°C以上なら内部に熱伝導ペーストを塗る、という共通手順はありません。

終端負荷の役割と種類

整合終端は入射するRF電力を吸収し、戻る電力を小さくするための部品です。短絡標準器は意図的に反射を利用する別の部品であり、送信試験の吸収負荷として置き換えられません。

小信号測定用と高電力用では吸収能力や放熱構成が違います。外観、WRサイズや低いVSWRだけで許容電力を判断しません。

1.接続前に停止と構成を確認

送信源の出力を止め、装置の手順に従って再投入を防ぎます。圧力を使う経路では所定の方法で圧力を解放し、熱い部品は取扱い条件になるまで待ちます。

負荷の型番、対象周波数、フランジと予定電力を記録します。必要な吸収電力は、試験時の設定だけでなく想定される最大入力と反射条件から確認します。

2.平均とピークを分ける

矩形パルスでは平均電力の概算はピーク電力×パルス幅×繰返し周波数です。例えば1 kW、10 μs、1 kHzなら平均は10 Wです。

この例で平均10 Wの負荷を無条件に使えるとは限りません。1 kWピーク、パルスエネルギー、局所電界と熱応答にも適合する必要があります。

連続電力定格は指定の周囲温度、風量や取付け条件と組です。周囲条件が違えば許容値が変わる場合があります。

3.フランジと接触面

開口、穴、ピン、接触またはチョーク構造、必要なガスケットを相手側と照合します。同じWRでもすべてのフランジが互換とは限りません。

指定の方法で清掃し、粒子、傷と変形を確認します。内部吸収材や薄い被膜を任意の研磨、溶剤、ブラシで処理しません。

負荷の質量を必要な支持で受け、接続部へ不要な曲げ荷重を掛けないようにします。無理な位置ずれをボルトで引き寄せないでください。

4.締付けと冷却

製品の手順に合う工具、順序とトルクを使います。異なるフランジサイズや材料へ同じ値を適用しません。密封剤や熱伝導材も指定された位置に限ります。

空冷では通風と放熱の空間、取付け方向を確保します。水冷なら流量、入口温度、水質、圧力と必要な監視機能を確認し、RF投入前に冷却状態を成立させます。

製品系列全体の最大電力を、選んだ小型モデルの定格として使わないでください。IP保護等級も冷却能力や真空対応の証明にはなりません。

5.低電力確認から運転試験へ

適切に校正したVNAで負荷ポートの反射を必要帯域で確認します。一般的な一端子終端ではS11が対象で、二端子の通過損失S21をそのまま負荷の指標にしません。

VSWR 1.2なら|Γ| = (1.2−1)/(1.2+1) ≈ 0.0909で、反射電力は約0.826%です。これは指定基準面の計算であり、すべてのモデルの性能保証ではありません。

所定の運転試験で入力、反射、温度と冷却を監視します。急激な変化があれば停止して原因を調べ、定格超過を放置して整合の自然回復を待たないでください。

検査結果と保守

型番、帯域、入力条件、環境、締付け、校正と測定結果を保存します。気密確認が必要な構造では別途指定試験を行いますが、真空漏れ測定はRF整合の代わりではありません。

取り外し後は開口を保護し、吸収材の損傷、腐食と冷却部の状態を確認します。液体窒素への浸漬から高温槽へ即移送する手順を、全終端の通常検査として適用しません。

Dolph Microwave高電力終端の選定資料はモデルごとの帯域、電力と冷却の確認事項を示しています。反射の換算はVSWRの定義を参照し、最終的な取付け値は納入品の図面と手順を使用します。

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